吉岡里帆 ロングロングバケーション 画像21枚
吉岡里帆 ロングロングバケーション
女優・吉岡里帆と「グラビア」。こんな時間がずっと続いてほしくて。
吉岡里帆 週刊プレイボーイ(週プレ)画像
ほかの誰かを演じる女優の仕事と、自分自身を見せるグラビアでは、真逆の作業なのだと思う。
吉岡里帆が一番求めるもの。輝けることは、他の場所にある。それでも、いつもふとそのことを忘れそうになるのは、見るたびによくなる吉岡里帆の表情が、ここにはあったからだ・
「どうしたらうまくできますか?」 「こうしたらおもしろい写真になるかな?」 自分なりに考えることをやめなかった2年間。ロケの夜、食事の際にその日のカットを見ながらカメラマンの講義を聴くことは、いつからから欠かさない習慣になっていた。
最初は都内のハウススタジオ。次は千葉。初めての泊まりロケでわくわくした伊豆。夏の北海道。晩秋の京都。それから、宮古島。撮影を重ねるごとに旅の距離は少しづつ長くなり、掲載されるページも多くなった。それは誰がなんと言おうと彼女が戦って勝ち取った確かな証だ。
この時間がもう一度戻らなくとも、きっとずっと覚えている、だから先へ。もっとその先へ。
吉岡里帆 西へ
明治の京都、大阪を舞台に物語が繰り広げられる、NHK連続テレビ小説『あさが来た』。くしくもそこに、京都出身の若手女優が立つ。京都、神戸、そして大阪。三都を巡るグラビアの度は、やがて羽ばたく彼女の追憶の1ページ。
吉岡里帆 週刊プレイボーイ(週プレ)画像
大阪は曇り空。それでも時折、光は差す。その向う側にあるものを、つかみたくて。
仕事の撮影で地元に戻る。それはとても不思議な感覚だった。休日に家族といるところを学校の友達に見られるような。私だけが知っているドラマの続きを誰かに教えたくてうずうずしてるような。そんな不思議な感じ。
京都の朝は雨。数え切れないほどの思い出が、この街の至る所に散らばっていて、ふとした瞬間に胸の奥のほうからよみがえる。
川辺でよく発声練習をしていた。あの頃見た夢の舞台に、ようやく手が届く。
吉岡里帆 カウントダウン
NHKドラマ『美女と男子』では、ふたりのイケメン俳優を振り回す主演女優の役を好演。見るたびに、会うたびに、違う引き出しを見せられるようで、それが何よりも楽しみで、また同じくらい、なぜか切なくて・・・。
吉岡里帆 週刊プレイボーイ(週プレ)画像
世界に光と影があるように、
誰もが表と裏を持っている。
でも最近になって思うのだ。「この人には表も裏もないのかもしれない」と。無限に面を持つダイスのように、次の瞬間にはもう、違う彼女になっている気がするから。
いつか必ず日本中が彼女を知る。そのカウントダウンの音が、聞こえる。